2017年08月31日

自作リキッドお役立ちリンク

自作リキッドの作り方、皆違って皆いい。
ということで、自作リキッド界の公開されている作り方等々の便利そうなとこをががっとリンクさせて頂きました。順不同。
繻子の観測範囲なので「ここのも便利だよ」とか「うちにもリンク貼れよ」とかあったら追加したいので教えてください。

もだんぷりみてぃぶ しろじぇいそんさん
自作リキッドのススメ 基礎編
自作リキッドのススメ 混ぜ混ぜ編
自作のススメ レシピ編
自作リキッドのススメ VG&PG編
VAPE 自作リキッド攻略 しろばん

ぷぅ日記 redbugさん
自作リキッド試飲環境その他いろいろ
ARESグリセリンにベース液変更(VG:PG=8:2)
ARESグリセリン
T&M所持フレーバーリスト
自作リキッド用ボトル更新
ベースリキッド製作方法変更その他
滴下数管理に関して各社ボトルを確認3(スケール管理)
粉物フレーバー製作覚書
モノタロウ点眼容器C点に関して注意喚起
汁工場粉物確認(自作話)※追記有り
自作リキッドの始め方その他の適当まとめ

Vape2u YAIRAさん
自作リキッドの作り方 その1
自作リキッドの作り方 その2

もくもく村のけんちゃん けんちゃんさん
自作リキッドの勧め 〜序〜 準備編
自作リキッドの勧め 〜破〜 選択編
自作リキッドの勧め 〜Q〜 実践編
シン自作リキッドの勧め || 薬物編
失敗したリキッドのリカバリー
【ご利用は】国産フレーバー【自己責任で】
【定番】このフレーバーを買え!【必須】
リキッド唯脳論

VAPEぶらぶら 貧Veporさん
2016年のVAPE生活を振り返る。
新兵器
新兵器U
今一度、各ボトル滴下量把握。
自作勢便利サイト ALL THE FLAVORS

VAPE JUNKIE Takeyamaさん
DIYリキッドやろうぜ!

VAPEの沼日記 石さん
自作リキッド試行錯誤
T&Mでお手頃価格の自作リキッドを
(編集者註:T&Mのジアセチル含有香料リストがあります。T&M利用を考えている場合は一読をお奨めします。)
常用リキッドのレシピ(基本)

BaksLiquidLab おしんさん
Complete Beginner’s Guide To Making E-Liquid - DIY Tutorial (4:10まで)
Complete Beginner’s Guide To Making E-Liquid - DIY Tutorial (4:10~8:40まで)
Complete Beginner’s Guide To Making E-Liquid - DIY Tutorial (8:40~15:40)
Complete Beginner’s Guide To Making E-Liquid - DIY Tutorial(15:40~20:45)
Complete Beginner’s Guide To Making E-Liquid - DIY Tutorial(20:45~29:05)
リキッド自作を始める為の初期費用
初めての海外フレーバー選び
【動画要約&翻訳】Steeping Methods For Your E-liquid by The New Amsterdam Vape

Uncle Vaper おいちゃんさん
自家製リキッドよくある質問
(編集者註:記事自体が2014年のもので現在とは自作をとりまく環境が変化していますが、ごく初期にぶつかる疑問等まとめられています。)

その他お役立ちリンク
Flavor warning list
(編集者註:e-LiquidRecipes内の危険リスト。ジアセチル含有もしくは合成樹脂等にダメージが行く香料がまとめられています。)

手前味噌のやつ
初心者向け 自作リキッドの作り方
自作リキッド、試行錯誤編
自作リキッドと舌の記憶〜鼻をもがれるものたち〜
posted by 繻子 at 13:24| Comment(0) | 自作リキッド | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

自作リキッドと舌の記憶〜鼻をもがれるものたち〜


自作リキッド制作初期において、何故私が「最初のうちは既存の飲食物を参考にしたほうがいい」と言ったのか。

リキッド自作の先駆者の、こういった記事があります。

リキッド唯脳論 - もくもく村のけんちゃん


物凄く要約すると「リキッドは香りだけで味は殆どしていなくて、香りと僅かな味を、脳内の味の記憶と結びつけて増幅、錯覚しているのではないか」(甘味料酸味料を除く)というお話です。
こちらではこれらの現象に『リキッド唯脳論』と名称を付けて自論を説明されています。
私自身もこれらの推察は概ね正しいのでは、と感じています。

さてここで「概ね」と付けた理由としては
・恐らく現物を食べたことのある人は少ないけど、一部自作勢に大人気の香料が存在する。
・単品試飲チェックリスト(自作リキッドの作り方記事参照)のチェック項目は記憶とは関係のない場所に位置する。
とかこの辺り。異論は認める。

ここで本題に戻ります。
市販リキッドにおいて、商品名や画像で味のイメージがわかるものが溢れている状態は、「リキッド唯脳論」が正しいのではないだろうかと。
「この味がしますよ」というアピールを承知した上で、近い香りの香料(あくまでも同名称の香料とは限らない)が入っていれば各人の味の記憶に多少の差はあれど、殆どの人が「この味だ!」と想像や確認しやすい為に購入に踏み切りやすく、また評価を得られやすいのではないか。
勿論イメージに引っ張られるだけでなく、各メーカー様が美味なるリキッドを求めて試行錯誤を繰り返し販売されていることは存じております。偉そうにわかった風なこと言うなって怒らないで下さいごめんなさい。

名称等の事前情報だけでは味が想像できない、けれどなんかよくわからないけど美味いっていうのも沢山あります。
レビュー等の事前知識による補正、というのも関係してくると思いますがこれはまた違うお話。

これらをリキッド自作に当てはめて考えてみると、「目標、ゴールが定められた味を追う」ほうが気がはやる自作初期において有効ではないか、と思う次第です。
使用香料の選択、完成への変更点がわかりやすいこと、味の脳内補正が多少なりと効くこと。

「自分だけの美味しい味が作りたい」とまだ香料の経験値が低いうちに適当なイメージで、完成までに浪費する香料や時間は馬鹿になりません。
成功を味わう前に時間ばかりかかると人は大概飽きて放り投げます。
それらを完遂できるのは極一部の才能のある人に限られると思います。
現実を見てください。自分に才能があるかもしれないという希望は捨てて下さい。
人は自分の失敗について多く語ることはしません。
みんながみんな「美味しい自作リキッドばかり作って続けてる」人ばかりではありません。
とりあえず満足できるゴールをいくつか経験することで、自作リキッドや香料の経験値を上げていきましょう。

香料の経験値をあげる、とはなんなのか。

一部自作勢においては、試飲をお願いしたりされたり、手前味噌ではありますが「自作リキッド交換企画」など人の作ったリキッドを試飲する機会があります。
これらにおいて通称「ブラインドテスト」案件と呼ばれるリキッドが含まれる場合が多々あります。
事前情報の一切ないリキッドです。名前から味の想像もつかず、香料は何が入っているのかもわからない。自分の鼻だけが頼りの感想を伝えることになります。
僅かに掴んだ香りのヒントを言葉にするのは大変に難しいもので、そもそもの感想が大外れなんてことも珍しい事ではありません。
「鼻をもがれる」「鼻をもぎにいく」そんな死と隣り合わせの遊びです。
遊びとは言いますが、決して相手を惑わすことが主目的ではありません。美味しいリキッドの試飲なのです。
そんな中でも、一部の先輩方の中には的確に使用香料を当ててくるような鼻を持っている人もいます。
「同じ香料を経験している」「香料の特性を掴めるほど味の記憶を保持している」
一朝一夕で出来ることでは決してありません。その鼻をよこせ。
この二つが、自作リキッドにおける味の決定に及ぼす作用が大きいことはご理解いただけると思います。
ようは「知らない香料思いつきでいろいろ混ぜたよ!」より「味を組み立てる事前情報の蓄積から香料をチョイスしたよ」のほうがゴールが近いよね、というお話。急がば回れ。

以下、蛇足のちょっと前に感じてた話。
とあるショップさんのTwitter公式アカウントにおいて
「買いに来たvape初心者に『どんな香りが好きですか?』って聞くと大概グレープフルーツとか言われるんだけど、みんなそうそうグレープフルーツなんか食ってないだろ?!」
などという発言がありまして、随分前のツイートにはなるんですが今回の記事とも若干繋がる…かも。
vape初心者、ということを念頭において考えるとまずは「良い香り」の定義が必要だと思うのですね。
初心者、ということで「香り」という単語によって想定されるものがそもそもミストを味わうことに慣れてきた我々とは違うのではないかと。
香水、ルームフレグランスなどの純粋に香りを楽しむ製品には柑橘類をモチーフにした再現度の高い製品が溢れています。
食品系としては、一般的に好感度の高い部類の香りといえるのではないでしょうか。
その他香りとしてはバニラ系香水なども若い女性に好まれるようですが、好感度のわかれるイメージです。
「知っている、好きな香り」という質問にグレープフルーツ等柑橘類があがってくるのは当然なのではないかと。
柑橘類リキッドにおける再現度、想定する味のイメージの剥離、という問題もありますがそれはまた別のお話。
というわけでショップ公式アカウントでのこの発言、想像力の欠如具合に大変残念に思った次第です。
っていうかそもそも誰もが見られるTwitterでそういう発言を公式でしちゃいかんでしょ。
というのも私がそういった柑橘類の香りが大好きでリキッドとして欲しいと思うからです。
誰か…つくって……難しいのはわかってるけど!


フローラル系が芳香剤って言われるのも悪い方向への脳内補正でしょうか。
あとおしんさんのりしぇばっくに金魚は入ってないらしい。まじかよ金魚探したわ。

次回予告
『いい加減ネタ切れだよ!』

posted by 繻子 at 11:51| Comment(0) | 自作リキッド | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月29日

自作リキッド、試行錯誤編


記事一本書いて終わったつもりだったのに、嘘予告「偉そうに語ってるお前はじゃぁどんなリキッド作ってるのよ」への反応がちらほらと。
前回の記事、味のイメージ作成から試行錯誤についてを、繻子が今までに作成したリキッドを例に説明させて頂こうかと思いまして私は今喫茶店の喫煙席に陣取りアイスコーヒーを頼んだところです。

あくまでも繻子個人が「私はこういうふうに自作リキッドをやっていますよ」という情報です。
これから自作リキッドを始めたいと思う初心者の方が「こういうやり方もあるのか」とか、参考や一例にして貰うべく公開に踏み切っています。
正直、大変に恥ずかしいです。
経験者やメーカーさんから見れば無駄であったり遠回りした作り方かもしれません。
そういった感想をお持ちになったら、是非貴方の作り方を初心者や他の自作勢の為に公開して欲しいと思っています。
Twitterよりもblogで記事にするのがお勧めです。Twitterは文字数制限もそうですし、後から情報を探す人の目に触れる確率は随分下がると思うので。
blog記事は前回の嘘予告的にまとめさせていただけたら、とも思っております。
どうぞよろしくお願いいたします。

アイスコーヒー美味しい。ブラック派です。

自作勢のブログやTwitterで情報を探していると微妙に困るパターンとして
・使用香料の試飲
・一回目の試作と試飲感想
・以降完成までの試作と試飲
これらの記事が分割されている点だと個人的には考えています。blogの性質上、前後の記事が繋がっているとも限りませんし。
ですので今回は、繻子が過去に作成したリキッド数種類を例に
・モチーフの決定
・味の大まかな設定
・完成までの試行錯誤
とまとめて追えるようにしてみようと思います。

私自身は正直「自身が完成させるべく動いている製作物」「自身によって完成とした製作物」について語ることに恥の意識が強くあります。
ですが、今回はそんなことを言っていると記事が書けません。
せめてもの抵抗としてレシピそのものの公開は控えさせていただこうと思います。
過去の自作リキッド交換企画でも提出物についてはあまり情報を出していません。
リキッド内容については今回が初出となりますので、過去の企画参加者様は味のほうも思い出して楽しんでいただければと思います。

「インカ帝国初代皇帝」
第1回自作リキッド交換企画に提出した悪名高いリキッド。処女作。その悪名については後述。
自作リキッドを始めようと香料を購入、単品試飲のなかで気に入ったマンゴーとアプリコットを使用決定。
制作開始の時点で完成〆切まで1ヶ月を切っていました。
酸味と苦みを欲してジャスミンなどを入れたがいまいち、最終的にはマンゴーとアプリコットの華やかな甘さへのアクセントにストロベリーの酸味とライチの軽い青臭さで落ち着きました。
そして企画提出後に発覚したのが前回の記事後半で触れた「味を感じにくくなる」現象に自分が陥っていたことでした。もの凄い濃いリキッドが出来上がっていたのですね。この現象はベイパーズタンとか呼ばれたりするようです。
〆切がある、ということでこればかり試作しては吸っていたのですね。休憩は必要だ、と感じて前回お伝えさせて頂いた理由です。実体験だよ!
リキッド名はメインのフルーツ二種類から連想。
後日リキッド濃度調整及び、パッションフルーツを加えた「インカ帝国二代目皇帝」通称二代目に代替わり。
こちらは友人がどハマりして既に100ml以上消費してくれています。ありがたや。
薄めのメンソールも合いそう、と言われたので夏仕様も作ろうと思っていたのですがそろそろ夏も終わろうとしていますね…。

「Mon Peche Mignon」
第2回自作リキッド交換企画に提出したリキッド。通称みよん。
味のモチーフはお気に入りスイーツ、イスパハンの味わいを求めて。イスパハンの組み合わせを開発したピエールエルメによれば「ライチ、ラズベリー、ローズの3種は共通の香りを持っている」とか。随分昔に料理専門誌で読んだ記憶なので少々曖昧ですが、それならばリキッドとしても美味しかろうと作成決定。
メインとなるライチ、ラズベリー、ローズだけではミストが軽く物足りなさもあり、当時手持ちで唯一のクリーム系としてTPAスィートクリームを投下。香りの奥行きはバニラと使用香料は早々に決定しました。
ライチとクリームで重めの甘さを、ラズベリーで酸味を、ローズで鼻抜けを、と香料比率を探るために試作を繰り返します。
企画提出後、2ヶ月ほどスティープした状態を吸ってみて発覚したのは「TPAスイートクリームが全体を覆い尽くしていたこと」でした。
この香料は全体をまるくする作用があるのですね。試作や企画で試飲していただいたタイミングではわからなかったことでした。香料って面白い。
この点については今後クリーム部分を変更することで対応予定です。バーバリアンクリームがいいかなぁって想像しています。
リキッド名は「私のお気に入り」「私の小さなわがまま」という意味があるのですが、「Peche」部分の為か企画参加者数名から「桃ですか」という感想を頂きました。
認知が味覚に及ぼす作用について考えていることも今後書くことができれば、と考えています。

「ラズベリー紅茶」
初めて作成したのに濃く作りすぎた、というとある初心者の方に「濃度調整するとこんな感じになりますよ」と差し上げる為に同じメーカー制香料で制作。
ラズベリー、紅茶、バニラをアクセントにしました。

「アップルローズミント」
こちらは小本田絵舞さんのリクエスト「この味の歯磨き粉美味しいからミストで吸わせて!」から制作開始。
件の歯磨き粉を購入、確認からの制作。
アップル二種類、ペパーミントの香りとローズに清涼剤を加えました。
混ぜ即だとかなり似てたんですが、スティープ進むとアップルがかなり強くなっていました。
次に作るときにはペパーミントとローズ増強が必須。

「Lupercalia」初期名称は「女王の庭」でした。
第3回自作リキッド交換企画提出リキッド。
味のモチーフはマザーグース「薔薇は赤く、菫は青い」から。スミレ香料を購入、ヒャッハーして制作開始。
味のベースをホワイトピーチ、鼻抜けをローズとスミレにするのは決まっていたのですが、合わせる香料に四苦八苦。夏の初めに提出なのでクリーム系で重めのミストより、フルーツと清涼剤で軽やかにを目指す。
ブラックカラントとライチに決定し提出分50mlを作成してから思い出す。「マザーグースの3行目、砂糖じゃないverもあるよね」
あわててハニー香料追加版試作。あきらかに風味も甘みもこちらのほうが好きだったのでメイン提出物は作り直しと相成りました。
ボツ版もオマケとしてお送りしたのですが、そちらのほうがお好みという方もいらして個々の味覚の差が知れるのは楽しいな、とも。
Lupercaliaはバレンタインの元になったと言われるお祭り。マザーグース蜂蜜verはこのお祭りの歌とも。SM的要素もあったお祭りのようです。

ランチタイムが始まったのでお昼にします。イベリコ豚の冷製パスタ。

さて、一応「完成」としたリキッド5種について思い出しながら書いてみたのですがこれただの自作語りだ。なんという需要の無いタイプの記事か。
…これまったく参考になりませんね。特に試行錯誤したあたりはだいぶ記憶が飛んでいるのがわかりました。
こうやって過去のリキッド作成を思い返してみると、やはり味のモチーフとして明確な味が確認できるもの、想像できるものは香料の決定や完成までが早い感じです。
初心者のうちは、曖昧な「美味しいリキッドつくりたい」よりも、見知った料理や飲み物、リキッドレシピを参考や目標にすると挫折しにくいのかもしれません。
美味しいものが思ったようにできない、と途中で自作をやめてしまう方もいらっしゃると聞いたことがあります。

そろそろ帰宅へのタイムリミットとなりましたので、今回の記事はこの辺りで。
ぐだぐだ長いだけのなんの参考にもならないお恥ずかしい記事で恐縮です。
PSO2のストラトスの台詞で梨本勝氏を思い出すのは私だけでしょうか。

アイスコーヒー二杯目でお腹がちゃぽちゃぽしています。

今後の更新については
「認知が味覚に及ぼす影響とは 〜ブラインドリキッドで鼻をもぐ〜」
を予定…していません。嘘予告です。

posted by 繻子 at 11:54| Comment(0) | 自作リキッド | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月28日

初心者向け 自作リキッドの作り方

最近ちらほらとtwitterで「自作リキッド初めてみようかなぁ」とか「どうやって作るの?」というのを見かけたので自作初心者を未だ抜け出せぬ私がとっている方法などを書き出してみようかと。
情報はいくらあってもいいものですし、色々な方法の中から自分にも出来そうなものを見つける、とか作業のいいとこ取りをするとか。皆違って皆いい。
あくまでも繻子個人が作成の際にとっている方法です。必ずしもこれが正しいであるとか、そういったものではありません。一例として参考になれば、程度の記事ですのでご了承下さい。
あと文字ばっかりで画像が無いので大変に読みづらいと思います。

ご注意

自作リキッドの利用は自己責任で。
健康面、機材面での損害について当方で責任は負いません。

自作リキッドを始めたい、その動機はなんでしょうか。

リキッド代を節約したいだけなら、まずはクローンレシピや公開されているレシピの再現がオススメ。
必要な香料だけを購入して、レシピ通りに作成します。これが一番お金がかかりません。
失敗もしません。がっかりもしません。
何か足りないと思ったら、一味足す為に香料を追加購入する程度に。
クローンレシピの是非についてはredbugさんのこちらの記事を。
晩酌しながらつらつらと3(自作リキッドに関して) | ぷぅ日記


リキッドレシピはこちらから
e-Liquid Calculatorお好みで。当たり外れはあるので評価が高いのを選ぶと良いようです。

自分で美味しいリキッドを作ってみたいけど、作成方法を検索すると器具や材料の説明はあっても肝心の味付けについては「好きな香料をいれます」の一行だけで頭を抱えている、そんな人向けに色々書いてみようかと思います。

今、自作リキッドが熱い。

押しも押されぬ人気のDIYリキッドメーカー、baksliquidlabおしんさん、vape2youのYAIRAさんを筆頭に、昨今自作リキッドの販売、頒布をされる方が爆発的に増えた印象を持っています。
自作リキッドをはじめてみよう、販売して人気がでちゃうかも?
そんな妄想はとりあえず捨てて下さい。
考えるな、混ぜろ。いや、考えるのは必要…。
失敗して、がっかりして、やりなおして、美味しくなって、微調整して、という過程を楽しめる方向けの、vape趣味の中のさらに小さな趣味の枠が自作リキッドだと思っています。

前述した「好きな香料をいれます」一行問題ですが、いざ足を踏み入れるにあたって一番戸惑うところだと思うのです。
そこから完成に行き着くまでがどう考えても長くない?
好きな香料をいれたからって想定通りの美味しい味になったらリキッドメーカーが潰れてしまいます。
それでは想定の味に近づける最初の一歩、行ってみましょう。
(先駆者のblog記事等を参考に、器材や材料が揃っている前提で進めさせていただきます。)

器材も揃った! 香料も手に入れた!
さぁ混ぜるぞ、のその前に。

貴方が手に入れたその香料、本当に香料の名前やレビューから貴方が想像した味なのでしょうか。
まずは単品で試飲をしてみましょう。

5ml点眼容器に、概ね10%濃度で試作を作ります。最終的にリキッドの香料含有量最大20%を目安にして、その半分である10%を試飲濃度に設定しています。
3日から一週間ほど寝かせた後に試飲をしてみて下さい。
試飲をしたら、感想を必ず保存します。イメージでも良いので、合わせてみたい味とかも。
味の濃度、吸い込みから中盤〜吐き出しにかけての味の移り変わり、鼻から抜ける香り、喉奥に味は?吐き出した後の口内はどんな味? 甘さは? 舌に刺激はある? ミストの重さは? 味のしないタイミングはあった?
手持ちの香料分でこれを繰り返します。
混ぜてすぐのほうが美味しいもの、寝かせたほうが美味しいものと色々あります。
私は3日時点で一度試飲、残りを一週間後位でもう一度確認しています。

香料レビューで同じものを探してみるのもいいかもしれません。自分のと味の印象が違ってもいいです。各自の試飲機材や味覚で、味の捉え方は変わるものです。
同じ人のレビューを読み続けていると、印象の違いの傾向がわかってきて「この人はこう言ってるけど自分はこう感じるだろうな」と色々差し引いたりしつつ新規香料の購入目安にもなります。

まとめて一度に大量の香料を買いすぎて、単品試飲が終わらないのは自作勢あるあるです。

単品試飲濃度設定の例外について。

ほとんどの香料単品試飲は10%濃度で良いと思うのですが、いくつか例外があります。
フローラル系、スパイス系、香料原液が濃褐色のもの、INAは1〜3%で良いと思います。
濃すぎると、フローラル系は鼻腔を占拠し、スパイス系や濃褐色香料のほとんどは舌を暫く使い物にならなくしてくれます。
INAはブースト系と言われていて、極少量で同系統の味を押し上げてくれる効果が強いようです。
自分の味覚的には弱すぎる、味がしないと思ったら後から足す、もしくは実践時に少し多めにいれれば良いのです。

最初から数種類を同率で混ぜて確認、それから単品試飲というやり方もあるようなのですが容器の消費量が凄いことになるので私は単品試飲スタートをお勧めしています。

ある程度の単品試飲が終わったら、お楽しみの香料まぜまぜタイムです。

無作為に混ぜる前に、単品試飲の感想を見返したり思い出したり場合によっては試飲しなおしたりしながらどんな味に近づけるか考えてみましょう。
私は最初から最後まで、途切れることのない味をイメージすることが多いです。
味のベースになる香料を8〜12%と仮定して、足したい味や効果があったもの5〜7%やアクセント1〜2%程度でリキッド全体の20%以下を目安としています。
前述の e-Liquid Calculator で既存レシピの比率を眺めてみるのも良いと思います。
DIY Eliquid Recipes: All the Flavors

こちらですとレシピと共に香料の使用比率が眺められます。
1回目の試作ですので、アバウトで良いです。詰めていくのはこれからです。きちんと何をどれだけ混ぜたかレシピと作成日を記録しておき、数日スティープさせます。

いざ試作の試飲。

どんな味になったでしょうか、最初から想定通りの味には殆どの場合ならないと思います。
なぜならば、単品試飲とは違って香料同士の相性というものが存在するからです。
味を打ち消しあったり、想定していないような味を引き出してきたりします。
私は一度、6種類混ぜたのにほぼ無味のリキッドを作ったことさえあります。無想転生。
回数をこなして慣れてくると、だいぶそういうことも減るのですが。
香りはそれなりにあるのに味が感じにくい時にはスイートナーが有効のようです。
ここでイマイチなら一つ前に戻ります。
なんとなく味の方向性が大丈夫なら、ここから試作祭りが始まります。
ここからが長いんだ。

試作のレシピから微調整しつつ試作を続けます。

あっちを多く、これを減らす、香料の種類入れ替え、隠し味にあれを入れたい。
自分が満足行くまで混ぜる寝かせる試飲するを繰り返します。
場合によっては欲しい味の方向性の為にレビューを読み漁り、香料を追加購入します。
私は微調整で平均30回ほど試作を作成します。

似た味を繰り返し試飲することで、だんだん正解がわからなくなってくることがあります。

舌が鈍って味を感じにくくなったり、自分が何を目標にしていたのかが不明瞭になったり。
短期的には濃いめのお茶を飲んだり素グリで舌をリセットするなど。
数日試飲をお休みしたっていいです。市販リキッドの濃度や味を確認するのも良いです。
美味しいものができたと思ったら、完成です。
基本的には自作の道に〆切は存在しません。基本的には(明後日の方向を見つめる)。

長々とつまらない文章でお送りしましたが、これが私の自作リキッドの作り方です。
これから自作リキッドを始めたいと思う人たちの、作成の流れの一つとして参考になればと思います。
何か他に聞きたいことがあったらTwitterとかで聞いていただければ。
ほぼ初心者の私にわからないことでも、代わりに答えてくれる頼りになる先輩達がたくさんいます。集合知!

次回予告

「自作の道に〆切は存在しないと言ったな、あれは嘘だ」
「先人たちの自作リキッド作成方法まとめリンク」
「偉そうに語ってるお前はじゃぁどんなリキッド作ってるのよ」
の三本をお送り…嘘だよ!嘘予告だよ!

posted by 繻子 at 10:02| Comment(0) | 自作リキッド | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月06日

さいきんのこと。


約三ヶ月もの間、いろいろ書きたいなぁとか思いつつBlog放置してましたね。
という訳で、そのへんのあたりをざっと。

前回記事でやりたいなんて言ってた自作リキッド交換会が本当に始まってしまいました。
第一回、総勢6名で無事に終えることができました。
いやー、楽しかったです。
とりまとめの作業にいろいろ課題もありましたが、参加者様の御厚意によりどうにか終わった感。
リキッド到着してのもろもろはこちら。

調子に乗って第二回を開催しました。
こちらは現在、提出及び発送作業が終了しておりまして参加者様への到着待ちの最中です。
総勢11名となり、とりまとめ作業にも新たな課題が出てきました。
第三回に向けてもうちょっとアタマ捻らないとダメかなーと。
自分のやることで、一緒に楽しいって思ってもらえるのがとても嬉しいです。
着弾報告とか、試飲の感想とか、随時更新中です。
第三回を今月末に募集したいかな〜ちょっとハイペースすぎるかしら、とか考え中です。

鶯谷方面にできたvapeショップ、遊人さんに遊びに行ったりも。
フリースペースもあり、ゆっくりできる良いショップさんです。
テキサスタフというオーナーお勧めのコットンを購入。
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クイックミックスという、繊維方向が既に揃っているもの。ふわふわした生成り〜薄茶色。つやっとした触り心地。
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YURIデュアルビルド練習中。
必要量を裂いて入れる。空気を含んで膨らんでいるので、特に端を梳いたりはしていないです。
底面に接地するくらいの長さで、ウェルの部分には特にコットン詰めたりはしていないけど、膨らむ分で殆ど埋まっている感じ。
運用中はポストの間にリキッド垂らす感じで。

んで、テキサスタフ購入時に「焦げにくいコットンだけど、最初とてもリキッドを含みにくいよ」と説明されまして。
で、どれくらい含みにくいかというとですね。
…リキッドを弾くレベル。
コットンの中にユニコーンボトルの先とか差し込んで無理やりリキッド置いて含ませないと、表面に載せたリキッドがそのままダバァします。
しかしそこを乗り越えて数回パフしてしまうと、実に良く馴染むのです。
上述のウィッキングで特にイガることもなくチェーンできる。
最初が面倒ですけど、その後は実に良いです。
手をかけて楽しむのが好きな人には向いてるかと。
コットン臭は最初のうちは
それなりに。
Twitterで評価の高いミクレアコットンも試してみたいなーと思っております。

ゆるゆるとvapeで遊んでいる、そんな数ヶ月でした。
posted by 繻子 at 14:38| Comment(0) | TrackBack(0) | VAPE | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする